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essay73
名機4A-Gエンジン
今回はとてもマニアックなクルマの内容です。

クルマに興味の無い方は申し訳ありませんが飛ばして下さい・・・。

今回は「4A-G」というエンジンの話なんですが、

最初は

「インプ(スバル・インプレッサ)とランエボ(三菱ランサー・エボリューション)」

という題で書くつもりでしたが、

その話はまた機会をあらためてしたいと思います。


前置きが長くなってしまいましたが、「4A-G」の話です。

ご存知の方も多いと思いますが、「4A-G」というのはエンジンの型式名で、

トヨタの歴代エンジンの中でも名機と呼ばれる素晴らしいエンジンです。

有名なところでは「ハチロク(AE86)」という呼び名で今も人気の

レビンやトレノなどに積まれていたエンジンです。

僕が学生の頃、僕の兄がこの4A-Gエンジンを積むレビン(AE92)に乗っていて、

僕もそのレビンをいつも借りて乗っていました。もちろんマニュアル・トランスミッション。

4A-Gエンジンは、直列4気筒の排気量1.6リッターのDOHC(ツインカム)16バルブで

馬力は確か120馬力程度だったと思います。

馬力こそそこそこですが、ショート・ストローク型の高回転エンジンで、

確か9000回転近く回った気がします。

(このあたりはちょっと記憶が定かではありません・・・)

普通のエンジンて大体6500回転くらいで、

スポーツタイプのクルマでも8000回転弱くらいがほとんどだと思います。

(最近のクルマをよく知りませんが・・・)

エンジンの出力特性はちょっとピーキーで、

高回転を維持しておかないとパワーが出ないタイプです。

でもそのエンジンの吹き上がり(エンジンの回転の上がり方)の鋭さって言ったら

すごいの一言でした。

ホンダのエンジンの様に

モーターみたいにスムースに回るというのとはちょっと違います。

タコメーター(回転計)の針が

一気にレッド・ゾーンに飛び込んでしまうくらいの勢いで回転数が上がります。

この4A-Gエンジンに慣れてしまうと、

他のエンジンが(パワーはあっても)戦車のように重く感じてしまうのです。

回転数を落してしまうと全然加速しないので、

乗りにくいといえばそうなんですが、

高回転域(トルクバンド)を維持してツボにはまった運転をすると、

とても気持ちのいいエンジンです。

ね、A君!

(構造設計士で、若い頃にハチロク(レビン)に乗っていた。

よく一緒にツーリングに出掛けた僕の後輩)


以前何かの本で読んだことがあるのだけれど、

エンジンて言うのは設計図を描いて部品をつくり組み立てるんですが、

実際に組み上げて動かしてみないとどんなエンジンになるのか分からないそうなんです。

もちろん、排気量やボアのサイズやストロークの長短、カムの形状などによって

ある程度の事は分かる(というか想定できる)そうなんですが、

実際に動いた時のエンジンのフィールや細かい特性なんかは

組み立てて動かすまで分からないらしいです。

中には組み立てたはいいけど、全然だめなエンジンもあるそうです。

奥が深いですね・・・。


(後日記)

4A-Gが9000回転近くまで回った気がすると書いたけれど、僕の勘違いでした。

確かレッド・ゾーンは7700回転でした。(思い出しました。)

すごく回る印象が強くて、ついついそんな気がしてしまったんですね・・・。

それでも、とても高回転まで回るエンジンにかわりは無いですが。

ターボなどの過給器の付いていないNA(自然給器)エンジンはなんと言っても

その乾いた音が魅力ですよね。

僕は絶対にNA派です。

(SAABはターボ付いてるんですけどね・・・。重いから仕方ありません。)

9000回転くらいまで回るのは確かスズキのジムニー(軽)のDOHCインタークーラー・ターボでした。

しかしこのジムニーは、軽の排気量でトルクが細いせいか、

ギアが本当にロー・ギアードでタコメーターの針がレッドゾーンに飛び込むくらいの勢いで

1速と2速で加速しても、実際のスピードは全然上がりませんでした・・・。(不思議なクルマでした)



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