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essay72
ヒアリングシート
久しぶりのエッセイです・・・。


僕の事務所はプランニングを行うにあたって、最初に「ヒアリングシート」という調査票へ、

クライアントのご家族に予算や要望などを記入してもらっています。

予算やいろいろな要望の他、家族の趣味や持ち込む家具なども記入してもらっています。

そのヒアリングシートの最後のページに、

「好ましいと思う家のイメージ」、「好ましくないと思う家のイメージ」

という項目の記入欄があります。

この欄は最初に家のイメージを膨らませる上で結構重要な場所です。


基本的に僕のこのホームページの

家の写真やダイアリーなどを見て依頼に来る方ばかりなので、

大体大まかな全体像は皆さん似ています。

そうですよね、

僕のホームページを見てバブリーな家の設計を頼む人はきっといないでしょう・・・。



参考までにTさんという方が書かれたヒアリングシートの最後の項目を

少しご紹介させていただきます。


■『好ましくないと思う家のイメージ』


・ごてごて、バブルっぽさ、統一感の無さ

  →まあそうですね、皆さんこの辺はだいたいよく書かれます。


・必要以上の装備(耐震ダンパー、超高気密など)

  →この辺は建物の強度・耐震性と絡む場合もありますので、

   最初の段階ではややまちまちですが、

   そのほとんどがインターネットなどの氾濫する情報に惑わされている場合が多く、

   最終的には過剰な設備等はそれ程必要ないという結論に達する事がほとんどです。


・色の使いすぎ、奇抜

  →「ごてごて、バブルっぽさ、統一感の無さ」に通じるものがありますね。

   奇抜なだけの家の、年月が経過した後の寂しさって言ったら無いですよね・・・。


・ありふれている

  →どれも同じような、汎用とでも言うんでしょうか。

   僕としては、ごくごく普通のまっとうな家を設計したいといつも思っているのですが、

   そういった普通の家でもきちんと設計された家は、

   良さというのは自然と醸し出されてくるもんだと僕は思います。

   そしてそこには「ありふれた」感はないと思います。

   そういったさりげなく良さのにじみ出ている家って良いですよね。


・営業、利益が透けて見える家

  →この表現、思わず爆笑してしまいました!(笑)

   なかなか見る目がありますね。

   周りを見渡してみるとそんな家って確かにあります。

   どんな家かって?

   いろいろなところに支障をきたす恐れがありますので、

   具体的な説明は省略させていただきます。



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