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essay58
なんじゃもんじゃ
以前このエッセイで初めて担当した仕事と書いた事があるけれど(Essay19「初めての担当」参照)、

実はこの担当した住宅の前にお好み焼き屋さんのテナント内装設計というのを担当した事があります。

まだ僕が設計事務所で正式に働き始めて一年も経たなかった頃です。

もともとその仕事は僕の友人から個人的なつながりで個人的に舞い込んできた仕事だったのだけれど、

結局勤めていた設計事務所としてその仕事を引き受ける事になった。


その仕事はログハウス・ビルダーからの仕事で、ログ丸太を使用する事が条件でした。

今まで学校や病院などの公共建築ばかり主にやっていた僕には当然ログハウスなど設計した事がありません。

今回もログハウスと言うわけではありませんが、ログ丸太を扱うのに変わりはなく、

ビルダーのショップに通ったり、ビルダーの方のログハウスを三重の山の中まで見に行ったりとしました。


設計も先輩にわからない事などは教えてもらいながら図面を書き、現場へも足しげく通いました。

普通は「そんな現場へ通うほどの報酬は貰っていないんだから、現場へ行くのは少し控えて他の仕事をしなさい。」

と、会社組織である事務所としての立場なら言うだろう。

事務所として引き受けるにはあまりにも少ない設計・監理の報酬でしたが、所長は何も言わずやらせてくれました。


そのお店は名古屋市天白区の植田にあるお好み焼き屋さんで、「なんじゃもんじゃ」さんと言います。

お好み焼きはとても美味しく、結構評判のお店です。

平針街道沿い(確か「植田東口」という交差点だった気がします)の

大きな公団マンションのシティコーポ植田の1階に入っています。

正面はログ丸太が円弧を描きながら並んでいて、

その裏側にあるドアを開けるとまたログ丸太が両側に並びログ丸太の通路となっています。

以前はよく通っていて、女の子なんかを連れて行くと大将がアイスクリームをサービスしてくれたりしました。

少し前に本当に久しぶりに顔を出した時には大将は他の新しいお店に移っていてもういませんでした。(残念)


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