AOKI MASANORI Architectural Laboratory
青 木 昌 則 建 築 研 究 所
トップページ home 作品 home 青木昌則建築研究所について home ブログ、エッセイなど home 業務の流れ・ご案内 home お知らせ
Home > Blog(essay list) > Essay49
essay49
センセイ
「先生、お世話になっております。」

「先生、ここはどう納めたらよろしいでしょうか?」

そう、僕たち設計士はこのようによく先生と呼ばれる。

一体僕たち設計士のどこが先生なのか、違和感を感じる事もある。

先生と呼ばれるには何かアカデミックな人たち、

例えば大学の教授とか学者とか、そんな感じをイメージするのだけれど。

そういえば、同じ国家資格の医者や弁護士なんかも先生と呼ばれている。


あらためて辞書で「先生」を調べてみた。

「①自分が教えを受けている人。」

う~ん、特別人に何かを教えているわけでもないし・・・。

「②教員、医師、芸術家、学者などの敬称。③学芸に優れた人。」

確かに芸術家や作家なども先生と呼ばれている・・・。

医師もこれにあたるし、これが雰囲気的に近い気もする。

「④他人をすこしからかって言う言葉。」

まさかこれではあるまい・・・。


大学を卒業して設計事務所で働き始めた僕の仕事のひとつに

事務所にやってくる営業の対応というものがあった。

そこの事務所では一番新米がよほど時間が取れない限り

営業に来た人の話を聞かなければならなかった。(まあ、勉強の為ですね・・・。)

それが当時の僕の仕事のひとつ。

そんなまだ設計の事などロクに知らない新米の僕に対しても

営業の人はそれが主任だろうと課長だろうとほとんど僕を先生と呼んでいた。

僕はさすがに恐縮して、「先生なんて呼ばなくて結構ですよ。」といつも言っていた。

でも今はさすがにそんな事いちいち言うのが面倒になり、

先生と呼ぶ人にも特に何も言わない事の方が多い。

まあ、これはこの建築業界の古い慣わしのようなものなんだと最近では考えている。


ある時、クライアントの方と一緒に不動産屋の人にあった時も

その不動産屋の人は僕の事を先生と呼んでいた。

そしたら、次にそのクライアントの奥さんに会った時、

今まで「青木さん」と呼んでいた奥さんが僕の事を急に「先生」と呼ぶようになった。

さすがに、「いやいや、今まで通り、青木さんで結構ですよ。(笑)」と僕は言いました。

≫Blog(essay list)へ戻る Home

ホーム | 建築作品 | プロフィール | 設計の流れ | 建築家のブログ | 旧ダイアリー | エッセイ | お知らせ | お問い合わせ

青木昌則建築研究所は住宅をはじめとして建築全般の建築設計及び現場監理を行う建築設計事務所です。
愛知県をはじめ、岐阜県、三重県、静岡県の東海地方を中心に、ご依頼があれば全国どこへでも足を運びます。
設計のご依頼、ご相談を随時募集しておりますので、お気軽にお問い合わせください。メールを送る
青木昌則建築研究所 〒482-0036 愛知県岩倉市西市町西市前52-9 102号 Phone&Fax 0587-37-7136
copyright 2009,aa-Labo all right reserved