AOKI MASANORI Architectural Laboratory
青 木 昌 則 建 築 研 究 所
トップページ home 作品 home 青木昌則建築研究所について home ブログ、エッセイなど home 業務の流れ・ご案内 home お知らせ
Home > Blog(essay list) > Essay18
essay18
ネギ
僕は昔から食べ物についての好き嫌いはそれほど激しい方ではないのだけれど、

ひとつだけ物心ついた時からずっと嫌いな食べ物がある。

それは、ネギです。

子供のうちは結構嫌いな子もいると思うけれど、大人になってからはそれほど嫌いな人は少ないと思う。

子供の時は火が通っていようがいまいが絶対に口にする事は無かった食べ物である。

大人になってからは、もちろんネギを口にする機会も時には現れ、それなりに我慢しながら食べる事になる。

ネギなんてサラリーマン時代、お昼のランチに出かければ味噌汁の中に必ずと言っていいほど入ってました。

その度にネギを避けて食べるわけにもいかず、「まずいなあ」と思いながらも食べていました。

でも、何が一番嫌だったかと言うと、冷奴の上に載っている火の通っていないきざみネギ。

蕎麦なんかに入れるネギも嫌だったけど、冷奴の淡白な味がネギ独特の風味に圧倒されて、本当に嫌だった。

この事は僕の事をよく知る友人なんかの間では皆周知の事実だった。

しかし、である。

ごくごく最近になってこの冷奴の上に乗っかるきざみネギがとても美味しいと感じるようになった。

本当にある日突然「あれ?結構美味いじゃん。」という感じで、自分でも本当に不思議なくらいです。

と言っても、いろいろ考えを巡らせていくとあるひとつの理由が思い浮かびます。

それは自分で料理を作るようになったという事です。

僕は家内と結婚して10年近くになるのだけれど、

結婚してすぐ、自分でも台所に立ち料理を手伝ったり、自分でも作るようになった。

料理自体は結婚する前から興味はあったけれど、実際に自分で作るというところまではいかなかった。

まあ、それほどたいした料理ができるわけではないのだけれど、

本を見ながら、家内に聞きながらと、料理を作る機会が増える事になった。

一時期は本当によく本を見ながらいろいろな料理を作ったりしたのだけれど、

最近はたまに、という程度です。(家内は不満)

で、実際に料理をはじめてみると、

例えば「ああ、このネギを入れることによって、この料理の味が完成するんだなあ。」という事に気づいた。

つまり、素材それぞれの味を生かして料理は完成するのに、

自分は折角のその味を味わえないのはとても残念な思いがしていたのです。

そして、つい最近その事が自分自身の実際の味覚として理解できたのです。

どこかの本で読んだことがあるけれど、

「好き嫌いが多い事は、人生の楽しみの半分を損している。」と書かれていた。

確かにそうかもしれない、という説得力を僕は感じる。

でも料理って、食べてくれる人がいてはじめて作れるものですね。(美味しいと言ってくれるかどうかは別として・・・)

他の人はどうか知りませんが、食べてくれる相手がいるからこそ作れるんだと思います。

自分ひとりのために料理はあまり作る気がしません。



※でも、こんなくだらない事書いて、読む人いるんだろうか?と、時々心配になる。
まあ、最初から肩の力を抜いて書き始めたコーナーだから、まあ、いいか。
時々、「ホームページのエッセイ、楽しく読ませてもらってます。」
という励まし(?)のメールをいただく事があり、励みにしています。

≫Blog(essay list)へ戻る Home

ホーム | 建築作品 | プロフィール | 設計の流れ | 建築家のブログ | 旧ダイアリー | エッセイ | お知らせ | お問い合わせ

青木昌則建築研究所は住宅をはじめとして建築全般の建築設計及び現場監理を行う建築設計事務所です。
愛知県をはじめ、岐阜県、三重県、静岡県の東海地方を中心に、ご依頼があれば全国どこへでも足を運びます。
設計のご依頼、ご相談を随時募集しておりますので、お気軽にお問い合わせください。メールを送る
青木昌則建築研究所 〒482-0036 愛知県岩倉市西市町西市前52-9 102号 Phone&Fax 0587-37-7136
copyright 2009,aa-Labo all right reserved