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SAAB900
僕は普段の足としてスウェーデン製のSAAB900(正確にはSAAB900Turbo16、

SAAB社はもともとは航空機メーカー)というクルマを使っています。

90年式の10年以上昔のクルマだけど、基本設計はさらに10年以上古く、

もう25年ほど昔の設計となる。

さすがに現代のクルマと比べると明らかに古いカタチをしている。

もっと言えば、ある意味でかなり変なカタチをしている。

でもそのキュートなスタイルは、僕に小さな飛行機を連想させる。

またその乗り心地は他のどの国のクルマとも違い、

北欧の家具のようなおおらかさがある。

ドイツ車のように完璧な機械ではないし、イタリア車のように官能的でもない。

しかしそのスタイルやインテリアが醸し出す雰囲気は10年経っても色褪せない。

そこにはただ単に古い車というだけではない何かが隠されているのだと思う。

それはスウェーデンという国の文化だったり、

SAAB社のスタイルだったり、設計者の思想だったり。

今でもはじめてSAABを運転した時の、

ウインドスクリーン越しに見たその独特の風景をはっきりと覚えている。

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